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種族単特集も折り返し地点にやって参りました、白の世界編です!

白のカードの特徴はパワーアップダウン効果とチャージ参照効果です。

パワーダウン能力は除去の下位互換に思えるかもしれませんが、盤面ゲーのZ/Xでは相手を除去するとそこに新しいゼクスを置かれてしまうので、相手を破壊しない程度に抑え込むことは重要なプレイングになります。

リアンに代表される5コスエンジェル参照カードや、ワイヤーやシャイニングエンジェルのようなチャージ回収カードも癖があります。何も考えずに入れて強いカードというのが少ないので、玄人好みな色といえるでしょう。




■【白の世界】


【エンジェル】

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 ◆エンジェルは神々しいカードが強い!


白の世界では精神力がモノをいうので美麗かつ荘厳なカードである程、効果が強く設定されています。つまり強いカードで固めるとデッキ内がとても美しいことになります!ホロ厨歓喜(*´Д`*)
 
そして環境の最前線で活躍している《魂を結ぶ天使リアン》はエンジェル単を組む理由でもある優秀なカード。
エンジェルを参照する効果のカードはたくさんあり、『種族単を組むならまずエンジェル』と言われるぐらいエンジェルは扱いやすいテーマです。


B05-115-00_m (1)E01-012-01_m
◆天界これくしょん

エンジェル単では
1.チャージに5コスエンジェルを置いて強力な効果を決めるタイプ
2.チャージからエンジェルを展開してシエルとエクレールでビートするタイプ


この2種類のどちらかを軸にしてデッキを作ることになると思います。もちろん両方取り入れても大丈夫!


B10-102-00_mB10-058-00_m


Z/XR(ゼクスレア)を使ったデッキもエンジェル単にすることが可能です。
エンジェルのテーマデッキ【終末天使メタトロン】では十二使徒と名の付くカードを複数入れる必要があります。個性の強い十二使徒を多く積むのではっきり言って難しいデッキですが、その分効果も強力なので狙ってみる価値アリです!

そのほか【ウリエルA.T.】【ミカエル】【アムブリエル】などZ/XRを使ったテーマデッキが多く存在するのも特徴。初心者からガチ勢、しいては浪漫派まで満足できるエンジェル単、オススメです!



【ガーディアン】
 
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◆ガーディアンの名前の由来は『山』


ガーディアンは精神力の鎧を身にまとった種族です。ちなみに着脱可能らしい(`・ω・´)

種族にこれといった特徴はありません。特定の配置で強くなるカードとカウンター能力を持ったカードが多く登場していましたが、今ではその傾向もあまりない様子。

カウンター能力とは自分のゼクスが相手の攻撃で破壊されなかった場合に相手を破壊できる効果のことです。

基本的にイベントで守ってこの効果を発動しますが、がんばって守っても破壊した場所にゼクスを置きなおして攻撃されるので有効に働く場面は少なく若干不遇ぎみ…

まぁ初期の能力なので仕方ないですね。



B10-047-00_mB06-048-00_m


しかし、10弾でガーディアンに革命が起きました!サイクロトロンしか持っていなかった『絶界』を全てのガーディアンに付与できるノシャックが登場したのです!

これによりパイネグランデでノシャックを含めたガーディアンを大量展開し、相手の除去を無視した本当の意味での鉄壁を作る戦術が確立されました。


パイネグランデの効果は「ガーディアンが登場した時に発動」なのでチャージにあるガーディアンが出る度に連鎖が起きます。
IGフェイズにガーディアンを出して、パイネグランデの効果でニルカンタを出せばニルカンタの能力を使うことも可能。なかなかトリッキーですね~



B06-060-00_m


さらに、まじかる☆でぃふれくと!を構えれば完璧な布陣を築けます!

と思いきや…絶界は「何人たりともカードの効果で選べない」なのでノシャックがいる時に撃つことはできなかったり(´Д⊂)


その他コンフロントオーダーなど、絶界と相性の悪いカードを使う時には注意が必要です。どんな時も冷静に判断し、ずっしりと構えて戦いましょう。不動のゼクスを貫きたい人はガーディアン!



【セイクリッドビースト】

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◆意識高い系の動物たち


セイクリッドビーストは今もっとも熱い種族ではないでしょうか!
11弾で大幅強化を受け、12弾ではフォスフラムの新カードが登場することが確定しているので組まれている方も多いと思います。

少し前までは不遇種族と呼ばれてたんすよねぇセイクリ…時々大会で優勝したって報告を聞くし種族単大会を開いたら上位に行くでしょうね。


B06-047-00_m (2)B11-046-00_m (2)B11-041-00_m (1)


そんなセイクリの三本柱となるカード達。スコルが手札を整え、ムシュフシュが場を荒し、アヌビスが展開という美しい流れがセイクリの基本戦術です。
ウロボロスはこれらのカード全てを回収することが可能であり、フォスフラムは単体でムシュフシュ以上の除去性能を持ち厄介なゼクスを一掃できます。
 

B03-055-00_m (1)B04-052-00_m (1)


セイクリは小型で制圧の他に、やられると味方がパワーアップという特徴を持ちます。コアトルは小型を展開するセイクリ単と相性が良く、後ろに置いておくと圧殺することも可能だったり。

オーラゲンブはセイクリデッキにおいてコアトルやスコル、ムシュフシュを呼び出す役割があります。セイクリは小型で展開する性質上、チャージが溜まりやすいのでゲンブが狙いやすい!
また、スコルでデッキの下に送っておくと後々活躍できる場合があります。ただし強制効果であることには注意!

このようにカード同士が細かくシナジーしており、またキーカードに変わったカードが多いので独特の動きで戦う種族と言えます。

一度回したら病みつきになること必至!かわいくて強いセイクリッドビースト単を組んでみませんか?


【ケットシー】
 
B02-051-00_mB05-073-00_m
◆世のにゃか金にゃ
 
ケットシーは知能の高い猫というセイクリッドビースト的な存在であるにも関わらず、独立した種族として存在しています!

抜け目のないケットシー達は一方的にリソースを要求する効果を持ち、払えなかった相手は破壊したり、パワーを下げたりとやりたい放題。リソース管理という非常に面白い特徴を持った種族です。


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ベインを指圧で倒すトラ…猫の手も借りたいとは言うけどこいつの手は凶悪すぎるぜ…!

相手がケットシー対策でリソースを残してターンエンドすることもあります。そんな時はこちらからリソースを寝かしに行ってリソースを払えなくするという鬼畜プレイで崩しにいきましょう。

特に相手ターンにリソースを寝かせることができたならば、相手の計算を大きく崩すことができるので一気にゲームを有利に進めることができます。
ただしあくまでリソースを寝かしただけで、目に見えるアドバンテージは取れていない点には注意!


B05-055-01_mB09-053-00_m


ケットシーの切り札であるソマリ隊長を決めるためにチャージを残すプレイをしなければいけないため、少しプレイングは難しくなります。安定性を考えるならあえてソマリを入れずに打点のあるエイジアンを選ぶのもアリですね。

チャージからたくさん現れてリソースのおねだり攻撃(勝手に命名)で制圧!かわいさとえげつなさのギャップが楽しい ねこねこデッキを組むならケットシー単にゃ!